フォルケホイスコーレ留学

※スウェーデンとフィンランドについては2024年5月の段階で案内を行っていません。

デンマークのフォルケホイスコーレの特徴

全ての学校が同じ目的で運営をされていて、現在約70校の学校があります。多くの学校が地方で運営されています。毎年40,000人の生徒がフォルケホイスコーレで学んでいて、そのうち約30,000人の生徒が数週間の短期コースを受講し、約10,000人の生徒が5カ月のコースを受講しています。短期コースは60歳以上の生徒が多く、長期コースは、19歳～25歳が多いです。長期コースについては、高校卒業し、大学入学前に参加する若者が多い傾向にありますが、大学卒業後や休学制度の利用、留学生等も参加しています。

通学期間については、おおまかに秋と春にスタート時期の5カ月コース、もしくは夏休み等を利用した短期コースがあります。

日本の学校の様にしっかりとスケジュールはありませんが、おおまかな流れはあります。学校により異なりますが、朝礼を行っている学校が多い傾向です。また、朝食・昼食・夕食の時間は決まっています。

授業については、メイン科目とサブ科目、全体での活動が多く、1週間に28クラス授業を受けます。先生の話を聞くというよりは、ディスカッションが行われ、参加型の授業が多いです。

滞在先については、全寮制で他の生徒と共同生活になります。清掃や給食当番もあり、イベントに取りくみ、深夜までディスカッションすることもあります。一部の教師も学校の敷地内に滞在しています。

学科・コース・専攻

学ぶことができる内容は大きく分けて7つのグループに分かれています。

ノルウェーのフォルケホイスコーレの特徴

ノルウェーには現在84校あり、年間約6,200人の学生が学習しています。全学校共通している、授業のスタイルは「会話ベース」「体験型の授業」「生徒が主導」で、原則全寮制です。学校は大きく分けて二つのタイプがあり、「Kristen（Christian/キリスト教）」と「Frilynt（Liberal）」です。※Liberalとは、様々な種類の信仰等をリスペクする、受け入れると言う意味

クラスは10人～20人が多く、学校の平均人数は75人です。通学期間は、原則8月～5月の9カ月間、もしくは秋の前期、春の後期の約4～5カ月できる学校もあります。平均年齢は18歳～25歳で、多くの学生が高校卒業した後に進学します。デンマークと異なり、入学ができるのは18歳からです。

授業は月～土曜日まで行われています。全ての学校で土曜日もクラスを行う必要があり、セミナーやワークショップ、日帰りのアクティビティ等が開催される場合もあります。長期休暇は、秋休暇、クリスマス休暇、冬休暇、イースター休暇の年間4回の休暇があります。

滞在先は、一人部屋とシェアルームの選択が可能です。平均の学費が132,649Kr（約200万円）で、お値打ちな学校は96,000Kr(約140万円)です。

フォルケホイスコーレ留学は、準備期間が必要です。語学留学と異なり、すぐに渡航できる留学ではありません。

１日の流れ

デンマークもノルウェーも1日の流れの大差はありませんが、授業時間やワークショップの有無、夜のアクティビティは学校により異なります。

英語力が必要

フォルケホイスコーレ留学は、語学留学ではありません。授業は全て現地の言語もしくは英語で行われています。その為、日常生活が遅れる位の会話力が必要です。

フォルケホイスコーレは、教材が使われないことも多く、事前に調べることができません。その為、試験でのスコアではなく、会話ができることが重要です。日本人の傾向として、「試験勉強をしているから、文法が得意」と言う方が多いですが、TOICEやIELTSのスコアがあっても、日常会話がままならない留学生の方が多いのが現状です。その為、多くの留学希望者が、事前に語学留学を行かれてから、フォルケホイスコーレ留学に行きます。

語学留学に4週間以上お申込みされた方については、フォルケホイスコーレ留学の手数料は無料で行っています。

語学留学取り扱い国

※ 以下のボタンから各国の留学紹介ページ/サイトが確認できます

フォルケホイスコーレ留学費用

北欧は物価が高いですが、フォルケホイスコーレは、学費、滞在費、食費が含まれているため、語学留学と比較した際に、滞在費用が留学の中では比較的お値打ちです。

※上記の金額は、あくまでも目安の金額です。
※現地のお小遣いは、ヨーロッパ旅行や週末のお出かけ、外食等の費用を考慮して算出しています。

よくある質問

フォルケホイスコーレについて

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