こんにちは!
前回のコラムに引き続き、今回はノルウェーのワーホリに必要な費用です。
ワーキングホリデービザは、募集要件に当てはまれば、語学力がなくても、ギリギリの予算でも渡航が出来ます。しかし、渡航が出来ても生活出来なくなる方が居るのも事実です。昨今では、「出稼ぎ留学」という言葉が生まれ、ワーホリ=稼げると思っている方も居ます。
ワーキングホリデーの本来の目的は稼ぐことではなく、渡航先の文化を知る、知識を深める、異国の地で就労経験、滞在経験、人々と触れ合う事、言語の習得等を目的としてる国が多いです。
就労制限について
ノルウェーのワーキングホリデーは就労制限があります。
同一雇用主で働ける期間は、6カ月までの決められており、6カ月以上働くと不法就労となります。1年間働くと考えた時に、半年で職場を変える必要があります。
ワーホリの準備で必要な初期費用
ノルウェー政府指定の資金証明
ノルウェーのワーホリで必要な書類の中で資金証明があります。
ノルウェー政府が公表している資金2024年10月の段階で約60万円です。
※金額の詳細の案内はお申込者に限定しています。
渡航前に必要な金額合計
ビザ申請時の資金証明費用 | 60万円 |
ビザ申請費用 | 10万円 |
海外医療保険 | 15万円 |
片道航空券 | 8万円 |
その他日本での必要な準備費用 | 5万円 |
合計 | 126万円 |
上記金額が渡航前に必要な金額です。
渡航後の費用
ノルウェー渡航後に語学学校を希望される方が居ます。ミュニティー作りのため通学するのであれば、推奨いたしますが、99%の確率で滞在先の確保が出来ません。そのため、ノルウェー入国後の2週間~1カ月間はホテル等に滞在される方が多いです。
1カ月目
初めのホテル等の滞在費1カ月分 | 20万円 |
渡航後の生活準備費用 | 5万円 |
渡航後の必要な手続きに関する費用 | 1万円 |
節約した1カ月の生活費(主に食費・消耗品費) | 5万円 |
その他費用+お小遣い | 3万円 |
合計 | 34万円 |
2カ月目
渡航後1カ月以内に家を見つける方が多いので、2カ月目からはお家が見つかった前提としており、家賃は相場です。家を借りる時にデポジット(保証金・頭金)は家賃の3カ月分を求められます。
賃貸 | 10万円 |
賃貸のデポジット(頭金) | 30万円 |
節約した1カ月の生活費(主に食費、消耗品) | 5万円 |
その他費用+お小遣い | 3万円 |
合計 | 48万円 |
3カ月目
賃貸 | 10万円 |
節約した1カ月の生活費(主に食費、消耗品) | 5万円 |
その他費用+お小遣い | 3万円 |
合計 | 18万円 |
入国後3か月間で必要な費用
1カ月目 | 34万円 |
2カ月目 | 48万円 |
3カ月目 | 18万円 |
合計 | 100万円 |
最終的に必要な金額
渡航前に必要なワーホリ準備費用 | 126万円 |
実際に必要な3カ月間の生活費 | 100万円 |
残高証明費用 | △60万円 |
合計 | 166万円 |
渡航前に60万円の残価証明書が必要です。このお金はノルウェー入国後に使えるお金なので、60万円を引いています。
まとめ
上記の内容を要約すると、
渡航前に必要なワーホリ準備費用 126万円
実際に必要な3カ月間の生活費 100万円
残高証明費用60万円を引いた166万円 がノルウェーのワーホリに必要な金額です。
ノルウェー政府は、60万円の資金証明とされていますが、3カ月の生活費だけであれば、60万円でなんとなるかもしれません。しかし、ノルウェーで仕事が決まっていない状態で、家を借りるには3カ月分のデポジットを求められることが多いです。家賃が抑えられた場合は、問題ないかもしれないのですが、安いお家は競争率が高いです。ノルウェー語が分からない、職もない、ビザも申請中の方がデポジットの交渉をするのは難しいので、気持ち高めの費用になっています。
また、初めてのお給料を振り込まれる事等を考慮すると、最低でも2カ月分の生活費82万円は確保したいので、ノルウェーに持って行くお金は、最低ラインが90万円、余裕が欲しい方は130万円でご案内しています。
ノルウェーのワーホリのお問い合わせを随時受け付けています。お気軽にお問合せ下さい。