本日はヨーロッパでの詐欺物件についてです。
北欧やオランダにワーキングホリデーで渡航される場合、初めの数日~1週間程度はホテルやB&Bに宿泊されますが、一部の方は日本から北欧やオランダの物件を借りようとしています。
ヨーロッパでは、不動産会社を使わずに大家さんから家やシェアルームを借りる事は普通な事です。この時に何かしら資格が必要と言うわけではないので詐欺師が紛れ込んでいます。家やシェアルームを借りる前に内見するのは、ヨーロッパでは一般常識です。内見せずに家を借りる場合も稀にありますが一般的ではありません。
各国、法的に認められているデポジットや一般的なデポジットの金額は異なるので、こちらについてはお申込者を対象にご案内をしておりますが、初期費用として15万円~35万円の間である事が多いです。しかし、日本からワーホリで渡航される場合は、言葉を選ばずに状況を日本語で言うと「住所不定無職な外国人」と言う状態になるので、ヨーロッパの家探しの難易度は必然的に高くなります。そのため、事前に家探しの方法や詐欺の行われ方をある程度、把握してから渡航される事を推奨いたします。
家が決まってない状態で渡航をされるのが不安な方は、日本から家を借りようとされる方が一定数居ます。これは、自ら詐欺に巻き込まれに行くような物です。また、家の交渉の仕方によっては詐欺師からすると「知識も何もないお金があるアジア人」と言う風に見られますし、騙すつもりがなかったとしても、目先のお金に目がくらみ詐欺を働く方が居ても不思議ではありません。
日本からお家を借りるのはかなり危険な事を行っていて、スムーズに借りられることの方が確率は低いと思って頂いた方が無難です。中には問題なく家を借りている方も居るのですが少数派です。また、日本人が日本人を騙してお金を騙し取ると言う事例や日本人が日本人に対してぼったくり行為をする事もあります。
20万円以上詐欺被害に遭った場合は帰国を余技なくされたり、精神的に辛くなり帰国される方も居ます。ヨーロッパに渡航後であれば絶対に詐欺に遭わないと言う保証はないのですが、日本で家を探すよりかは確率は下がります。
ヨーロッパ留学情報では、お申込者を対象に渡欧前オリエンテーション時に家探しの行い方、詐欺物件の見分け方、連絡の仕方、内見の行い方をご案内しています。不安だったり、詐欺がどうか見分けがつかない場合は現地サポート専用の連絡先にご連絡頂ければ営業時間中は即日対応しておりますので、不安な方はご連絡下さい。