第3回 秋の個別相談会の開催が決定しました!

オランダのワーキングホリデーについて

2025年9月~10月に日本各地で個別相談会を行います。詳しくはこちら

本日は取り扱いのあるオランダ留学についてご案内です。
お取り扱いがあるオランダ留学はワーキングホリデーのみです。オランダに特化している留学エージェントがないので、他の留学についてはご要望があれば、状況の応じて取り扱いますが、積極的に対応はしておりません。

目次

ワーキングホリデー

オランダのワーキングホリデーは2020年から開始されていますが、コロナウイルスの影響により実質2022年からスタートされています。オランダのワーキングホリデー、日本出発前に事前登録が必要です。2022年~2024年までは毎年4月にオランダ大使館に事前登録の連絡が必要でした。

2025年からイミグレーションに直接事前登録が必要となりました。2025年は1月、4月、8月で事前申請が可能となっております。オランダのワーキングホリデーの定員は毎年200名と決められており、200名と数字は実際にオランダで申請許可書が発行された人数であり、事前登録の人数ではありません。事前登録の人数では200名に達したとしても、実際にオランダでの滞在許可の発行が200名に達していない場合は、事前申請が再度可能となります。

英語力が必要

多くの方がオランダで英語が勉強出来ると思われていますが、実際にはそんなことはありません。そもそもオランダの第一言語はオランダ語です。オランダ人が英語が流暢に話せると言うだけで、オランダで英語力を学ぶのは賛成できません。

そもそもオランダは英語圏と異なり、「語学留学の学生ビザ」という物が存在しません。また、日本で当たり前のワーキングホリデーは、オランダでは当たり前ではありません。その為、「英語の勉強しにオランダに住む」という意味が理解されないです。

オランダで生活する上に必要な英語力はセファールのB1以上で、「初対面の方と世間話が1時間程度出来る英語力」が無い場合は現地での生活に苦労する可能性が非常に高いです。今までのワーホリ生を見ていると、家探しの際の電話で意思疎通が出来なく、内見の予約が取れない、英語力が足りなく仕事が見つからなくて資金が底をつき帰国を余技なくされると言う事が起きています。

また、海外に住んでいるだけで英語力が身に着くと思われている方も居ますが、今までの留学生を見ていてもそのような方は居ません。中には可能な方も居ますが、この場合は日本居る段階で既に話せるようになっています。
CEFR(セファール)とは?留学前に必ず知りたい自分の英語レベルについて | アイルランド留学情報

オランダで語学学校に行く事を検討されている方も居ますが、こちらもあまりオススメしていません。英語圏の語学学校とは異なり、あくまでも英会話教室で、週に10時間以内の習い事で、人件費が高いオランダでは習い事費用としては高すぎるからです。また、人数が集まりにくいので入学日も決まっていて、蓋を開ければ日本人と言う事もあります。さらに滞在先も確保してくれるないので、メリット・デメリットを考えた時にデメリットの方が大きいです。

それでも、「コミュニティ作り」が目的であれば英会話教室に通うのも一つの手段ではあります。しかし、「英語力の向上・滞在先の確保」を目的とするのならば、紹介をする事はありません。コミュニティ作りをしたいのであれば、他の方法でも可能なので、わざわざ高いお金を払って英会話教室に通うメリットは少ないです。「ビザが出ないオランダの英会話教室に通うターゲット層」を理解した上で英会話教室に通うかを決められる事を推奨します。

物価か異常なほど高い

ヨーロッパで物価が高い国と聞くと、「北欧、スイス、イギリス」が出てくるかと思います。生活費だけで見るのであれば、オランダはこれらの国より高いと感じます。特にオランダは賃貸が異常に高いので、1カ月にかかる生活は、北欧やイギリス、スイスより高いです。

オランダに50万円を持ってきたとしても、€800の所に住むのであれば、初期費用で「€1600~€2400」日本円で「27万円~40万円」が必要となります。予算の50万円は家を借りる段階で無くなり、直ぐに仕事を見つけないと資金ショートをして、帰国を余技なくされます。お金がなくて、「毎日具なしパスタ、冷凍ビザ、毎日野菜のみ、お肉やお魚が食べれない」と言うようなワーホリ生も居ます。

ビザの申請だけで言えば、70万円程度あればワーホリのビザ自体は申請が出来ますが、3カ月分の生活費を確保しようと思うと、オランダに持って行くお金は70万円以上ある方が無難です。

ヨーロッパ旅行が場合によっては行きにくい

オランダ留学をされる方の中に、「ヨーロッパ旅行がしたいからオランダにしました」と言う方が意外と多いです。アイルランドやイギリスにも住んでいたので、総合的にみるとオランダがヨーロッパ旅行をしやすいとは感じていません。住む場所によっては、ドイツ、ベルギー、フランスは行きやすいかもしれないのですが、飛行機より電車の方が交通費は高いですし、短距離が故に飛行機も飛んでいません。ここでバスを使う方も居ますが、ほぼリクライニング機能がない夜行バスで9時間以上のバスの乗車はかなり辛い物があります。

飛行機を乗る事に抵抗がない方であれば、オランダよりアイルランドやイギリスの方がヨーロッパ旅行だけで見たら行いやすいです。また、英語圏なので英語力が無い方にも寛容な方が多いので、オランダのワーホリ理由によっては「イギリスやアイルランドの方が向いているだけどな…」という方も少なくないです。

ヨーロッパ留学情報が提供しているサポート

多くの方が、お申込前に初回オンライン無料相談にお申込をされています。この時にオランダのワーホリのご案内と留学希望者が想像しているオランダのワーホリかどうかのすり合わせを行っています。ネットでは書けないような事も、このオンライン相談でははっきりと事実を伝えています。この時に、「ワーホリを反対している」と勘違いされる方も稀に居るのですが、初回無料相談が1回しかないのに事実を伝えなく、お申込後に「実は○○でした」と言うとお申出に繋がります。ご相談者の50%位の方がお申込されるので事実を伝えているだけで反対しているわけではありません。

オンライン相談は1回のみ無料で、メール相談も2~3通程度を無料としています。一般的に留学エージェントは渡航前のご相談は無料で対応している所が多いです。しかし、オランダのワーホリに特化している留学エージェントが他にないので、お問い合わせが集中し他の業務に支障が出るため、無料相談に制限を設けています。

渡航前サポート及び現地サポートについては、下記コラムにまとめてあるのでご確認下さい。

お申込方法

オランダのワーホリサポートのお申込方法についてですが、利用規約に同意のうえオンラインお申込が可能です。紙ベースでお申込がご希望の場合は下記お問い合わせフォームもしくはメールにてご連絡頂ければお申込用紙をご連絡致します

まとめ

オランダのワーキングホリデーのデメリットは「物価の高さ・英語力が必須・資金が必要」の3点です。英語力さえあれば、多くの方が家も見つかり、仕事も見つかりますが、英語が話せないとなると一気に難易度が高くなります。

オランダとフランスのワーキングホリデーを比較するのならフランスの方が難易度が低いです。オランダのワーキングホリデーは、渡航後に帰国されている方が続出しているので、本当に事前準備・情報収集を行った上で渡航される事を推奨しています。

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この記事を書いた人

オランダにある現地留学エージェントです。ヨーロッパ在住歴が長いからこそ分かる、「ヨーロッパ留学に役立つ情報」をお届けするブログです。

非英語圏の留学は分からない事だらけで尚且つ現地エージェントが少ないのが現状です。現地在住だから分かる「リアルなヨーロッパ生活」や「最新のビザの情報」「私たちの日常生活」「お客様の声」などをお届けできるように運営しています。

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オンライン相談も受付していますので、是非お申込みください。

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