こんにちは!
前回のコラムに引き続き、今回はフィンランドのワーホリに必要な費用です。
ワーキングホリデービザは、募集要件に当てはまれば、語学力がなくても、ギリギリの予算でも渡航が出来ます。しかし、渡航が出来ても生活出来なくなる方が居るのも事実です。昨今では、「出稼ぎ留学」という言葉が生まれ、ワーホリ=稼げると思っている方も居ます。
ワーキングホリデーの本来の目的は稼ぐことではなく、渡航先の文化を知る、知識を深める、異国の地で就労経験、滞在経験、人々と触れ合う事、言語の習得等を目的としてる国が多いです。
就労制限について
フィンランドのワーキングホリデーは就労制限はありません。
フルタイムで働く事が出来るので、1週間の労働時間は40時間、週に5日間が一般的です。
ワーホリの準備で必要な初期費用
フィンランド政府指定の資金証明
フィンランドのワーホリで必要な書類の中で資金証明があります。
フィンランド政府が公表している資金2024年12月の段階で約40万円です。
※金額の詳細の案内はお申込者に限定しています。
渡航前に必要な金額合計
ビザ申請時の資金証明費用 | 40万円 |
海外医療保険 | 15万円 |
片道航空券 | 9万円 |
その他日本での必要な準備費用 | 10万円 |
合計 | 74万円 |
上記金額が渡航前に必要な金額です。
渡航後の費用
フィンランド渡航後に語学学校の通学を希望される方が居ます。ミュニティー作りのため通学するのであれば、推奨いたしますが、99%の確率で滞在先の確保が出来ません。そのため、フィンランド入国後の2週間~1カ月間はホテル等に滞在される方が多いです。
1カ月目
初めのホテル等の滞在費1カ月分 | 9万円 |
渡航後の生活準備費用 | 5万円 |
渡航後の必要な手続きに関する費用 | 1万円 |
節約した1カ月の生活費(主に食費・消耗品費) | 5万円 |
その他費用+お小遣い | 3万円 |
合計 | 23万円 |
2カ月目
渡航後1カ月以内に家を見つける方が多いので、2カ月目からはお家が見つかった前提としており、家賃は相場です。家を借りる時にデポジット(保証金・頭金)は家賃の2カ月分を求められます。
賃貸 | 10万円 |
賃貸のデポジット(頭金) | 20万円 |
節約した1カ月の生活費(主に食費、消耗品) | 5万円 |
その他費用+お小遣い | 3万円 |
合計 | 38万円 |
3カ月目
賃貸 | 10万円 |
節約した1カ月の生活費(主に食費、消耗品) | 5万円 |
その他費用+お小遣い | 3万円 |
合計 | 18万円 |
入国後3か月間で必要な費用
1カ月目 | 23万円 |
2カ月目 | 38万円 |
3カ月目 | 18万円 |
合計 | 79万円 |
最終的に必要な金額
渡航前に必要なワーホリ準備費用 | 74万円 |
実際に必要な3カ月間の生活費 | 79万円 |
残高証明費用 | △40万円 |
合計 | 113万円 |
渡航前に40万円の残価証明書が必要です。このお金はスウェーデン入国後に使えるお金なので、40万円を引いています。
まとめ
上記の内容を要約すると、
渡航前に必要なワーホリ準備費用 74万円
実際に必要な3カ月間の生活費 79万円
残高証明費用40万円を引いた113万円 がフィンランドのワーホリに必要な金額です。
フィンランド政府は、40万円の資金証明とされていますが、1カ月の生活費だけであれば、40万円は十分な金額です。しかし、フィンランドで仕事が決まっていない状態で、家を借りるには平均的に2カ月分のデポジットを求められることが多いです。家賃が抑えられた場合は、問題ないかもしれないのですが、安いお家は競争率が高いです。フィンランド語が分からない、職もない、アジア人がデポジットの交渉をするのは難しいので、気持ち高めの費用になっています。
また、初めてのお給料を振り込まれる事等を考慮すると、最低でも2カ月分の生活費61万円は確保したいので、フィンランドに持って行くお金は、最低ラインが61万円、余裕が欲しい方は79万円でご案内しています。
フィンランドのワーホリのお問い合わせを随時受け付けています。お気軽にお問合せ下さい。